2015/05/31

華語文能力測驗は年二回の定期試験以外にも実施されています

華語文能力測驗TOCFLのサイトより

ふと思い立って、今日は台湾の中国語試験「華語文能力測驗」を受験して来ました。

今年の定期試験は5月2日(聽讀)、3日(口寫)と11月7日(聽讀)、8日(口寫)の二回開催なのですが、本日5月31日にも正式試験が実施されていました。

華語文能力測驗は定期試験以外にもグループテストが実施されている


私が今日受験したにはグループテストと言われるタイプの試験で、受験希望者が多い場合、年二回の定期試験以外にも不定期で年に数回実施されているそうです。例えば次回直近の正式グループテストは6月13日に台南の成功大学で行われます。(5月31日現在、申し込みは既に締め切られていますが…)

華語文能力測驗
http://www.sc-top.org.tw/





テスト実施の情報は華語文能力測驗の公式サイトのトップページに掲載されるので、ちょくちょく見に行くと情報を得る事ができます。現在台湾の中国語センターに通っていれば、こういった試験の情報は学校の掲示板に貼り出されているかもしれませんね。

なので、台湾の大学へ正規留学を目指していて、この試験の成績が必要な方にとっては、年二回の試験以外にも受験の機会はありますので、是非利用しましょう。

私が今日受験したレベル


需要があるのかわかりませんが…私が受験したのはband Cの流利精通級です。前回受験したのは2011年で、その時に流利級に合格していたのですが、新たに精通級ができたり、全体的に難度が上がっているという話を聞いていました。また、中国語センターの同級生で、大学のひとつ先輩である友人が5月2日の試験を受けていたということもあって、私も今回久しぶりに受験することにしてみました。

ちなみに流利精通級の受験者はわずか五人でした(少ない…)

結果、リスニングとリーディング共に精通級レベルの点数には届かず、流利級しかパスできませんでした。精通級は難しいんだな…(ちなみに前述の友人も数点足りなかったとか)


大学の本科に通っているとは言え、中国語の試験には試験用の対策が必要

普段大学では自分の専攻の文章を読んだり、講義を受けたりしているので、そっちに特化しつつあるのか、専攻と関係ない分野の問題が出されるとちょっと難しく感じました。また、普段中国語で講義を受けていることもあって楽観視しており、特に試験の準備もせずに臨んだので、色んな方面で失敗しました。特にリスニングの第二部分である「段落」はひとつの文が長くて聞くのに飽きて来たり、四択の選択肢のうち、どれもあてはまりそうなものばかりで、巧く正解を選ぶことができませんでした。テスト中は集中してポイントとなる部分を聞き逃さないようにしないといけません。

リーディングに関しては、同じような内容を別の言葉で言い換えているような形式の問題が多いように感じたので、文章を読んで、どういうことを言っているのかを把握しておくことが重要だと思いました。

という感じで、月並みですがやっぱり試験には試験用の対策、技術が大切だと感じました。

せっかく安くない受験料(2000台湾ドルだったかな…)を払ったのに精通級にパスできなくて残念です。実際いま中国語能力の証明なんて一切必要ないし、ブログのネタのために2000元も払えるほど生活に余裕がある訳じゃないのに、一体私は何をしていたのでしょうか…?大学卒業までに機会があれば精通級をとれればいいのですが。



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