台湾大学の大学院に通う日本人留学生のブログ

2015/09/27

一年の前期、初めての講義のパニックを振り返ってみる



Twitterで今年から台湾の大学に入学した人たちをフォローしているのですが、最近彼らが初めての講義に出たあと感想をつぶやいているのを見て、

「あぁ、自分も一年のころは本当に何も分からず苦労したなぁ…」

なんてことを思い出しています。

私は2012年(民國101)に台湾大学へ入学しました。その最初の学期の月曜の午前、初めての講義は「普通心理學」でした。



9:10スタートの講義だったので、当日は早めに家を出て、あらかじめ調べておいた教室へ向かいました。講義が始まるまで時間があったにも関わらず、席がほとんど埋まっていたように記憶しています。

このクラスは人類学系の必修でもあるのですが、通識(一般教養)も兼ねており、かなりの人数が履修することになっていました。講義が始まる時間が過ぎても、教室に入ってくる学生があとを断たず、席のない学生は通路や黒板の横に座っているような状態でした。もうその時点で「なんだこれ?これが大学…?(戦慄)」状態でした。

講義の第一週目は基本的に、講義の説明、成績の評価方法などの説明だけで終わります。ひとまずこのような情報を聞き取るだけの中国語力はあったので安心しました。

ただ、教授の説明が終わったあと、教室内の学生たちが一気に列を作り出して、私はそれが何なのか分からず、自分も並ばなきゃ行けないのかも分からず動揺しました。今となってはそれがオンラインでの履修選択に漏れた学生の「加簽」の列だと分かるのですが、当時は履修のシステムもよくわかっていなかったので、本当に意味不明で若干のパニックでしたw


この学期に履修していたのは「普通心理學」「考古學概論」「大一英文」「社會學」「人類學導論」「服務學習一」の16単位でした。これは全部「必帶」で、システムが自動的に組み込んでくれたので、自分では選課システムを操作する必要がありませんでした。おそらく一年の前期はどの学科も「必帶」になっているクラスばかりだと思うので、選課システムの操作が分からなくても、ちゃんと履修登録ができるようになっているはずです。

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第二週から本格的に講義が始まります。特に私を困惑させたのは前述の「普通心理學」でしょう。教授の中国語に独特のアクセントがあるのを始め、スライドに書かれているのは英語、教授が話すのは中国語という点には多いに苦しめられました。

当然ノートを取ることはできず、ただスライドに移っている字をいくつか書き写すくらいでした。自分が心理学についてなんの知識もなかったことも、教授の話す内容を理解するのには障害となりました。毎週の講義の範囲は決まっているので、事前に教科書を読もうとするのですが、やはり一年の頃は講義の前に全て読み終えることは難しく、途中まで教科書を読んだだけの状態で講義に臨んでいました。まぁ、事前にリーディングを全部読めるかというと、四年の今でも難しいのですがw 

ちゃんとノートがとれるようになったのは、歴史学系の先輩(先輩のブログ参照:残り半年に際して)と同じく、私も三年の頃からでしょうか。”ノートを取る”というのは、教授の板書を写すことではなく、”教授の話した重要なポイント+自分の疑問点をノートに書く”と、自分は考えています。これができるようになったのは本当に最近のことです。やっぱり教授の話を聞きながら、同時にノートを取るのは難しいです。さらにスライドが英語の場合、”見る”、”聞く”、”書く”を同時に完璧にこなすことは相当な経験が必要だと思います。もちろん予習しておくことで、どのくらい講義についていけるかが大きく変わって来ます。

今となっては一年のこの学期をどうやって乗り越えたのか記憶が定かではないのですが、教授の温情のおかげか単位を落とさなかったため、今こうしてなんとか今年で卒業できそうなだけの単位を取得してこれました…。

本当にこの学期のレポートやテストに自分が何を書いていたのか思い出せません。多分脳が記憶から抹殺しているのでしょう…。何はともあれひとつひとつ課題をこなしてきたから、今ではこの頃よりましなレポートが書けるようになりましたし、講義を聞きながらノートも少しずつとれるようになりました。口頭発表も場数を踏んだ分、少しはましなレベルになっていると思います。(これは今でも苦手ですし、発表の前はいつも逃げ出したくなりますがw いつも土壇場で停課にならないかな…って考えてますw)

中国語が母語ではない留学生が台湾大学で学ぶにあたり、誰でも最初はいろんな壁にぶつかると思います。苦労する点も学科や個々人によって異なるはずですが、まじめにやっていれば、少しずつレベルアップできるんだと思います。私はよく「今の状態で一年生からやり直したい…」と思っていますw まぁそんなことはできないので、今やるべきことをしっかりこなしていくことが大切なんだと思っています。


これから台湾大学へ入学を目指している方は、一度台湾大学の開放式課程を視聴することをおすすめします。色んな講義がオンラインで視聴できるので、どんな風に講義が行われているかの参考になります。




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