2014/10/28

好きな教科と興味のない教科のモチベーションの差が目立ってきた



また1週間ぶりの更新です。火曜日が休みのスケジュールなので、月曜の夜が一番余裕があるため、ブログ更新はどうもこの時間になりがちです。他の時間は結構忙しくリーディングに取り組んだり、バイトに行ったり、レポートを書いたりしています。

学期が始まって、7週目になりました。最近の変化といえば、好きな教科と興味のない教科に対する態度にどんどん差が出てきたこと。

私は三年生なので、基本的に興味のあるものを選べる選択科目が多いのですが、まだ必修科目は残っています。今までも興味のない必修科目はあったのですが、今回のは更に興味がない。この授業を受けることで自分の人生にどんな意義があるのかも見えないし、理解不能な毎週のリーディングは本当に読む気が起きなくて苦痛ですらあります。


私のTwitterを古くから見ている方はもしかしたら印象に残っているかも知れませんが、二年前期の必修科目「文化人類学」の授業もとても苦痛でした。あれは大学入学前はきっと面白いだろうと思っていたのに、実際に履修したら想像と違っていたクラスの典型でしょう…。あの難解な英語の教科書を読むのは本当に苦痛でした。それでもこのクラスは人類学の重要な科目の一つであり、この概念は人類学の他の科目を学ぶ際にも関連があります。なのでこのクラスで学んだ概念が他のクラスでも登場してくるため、徐々にではありますが、「あの時言っていたのはこういうことだったんだな…」とわかってくることもあるように感じています。

そんな経験もあるので、今まさに私が毛嫌いしている「人類学史二」もいつかそうやって何かしら掴めるものがあればいいのですが、とりあえず今は苦痛でしかありません。毎週出されるリーディングは30ページ程の物が2つあって、一つは英語で、もう片方は多くの場合中国語訳のものなのですが、既に英語の方はほとんど手をつけず、中国語の方のみに目を通す程度というありさまです。授業も初めて後ろの方の席で聞いています…。

その一方で、興味のあるクラスは本当に面白くて、しかも今回履修している複数のクラスでテーマが重なる部分もあるので、あるクラスの講義で聞いたことが、他のクラスの内容に繋がったりします。だんだん自分の興味のあることの輪郭が見えてきたような気がしています。



今学期履修しているクラスをまとめるとこんな感じです。

月曜日
公共考古學…課題が一番重いけど、一番興味があって面白い。そもそもこの先生の授業方法とかが好きなので頑張れる。このクラスの期末レポートのために、台北の花博公園で開かれている考古学の展覧会会場でアルバイトしています。

台灣原住民族當代議題…リーディングの量は多い。通識課なのであんまり重くない。国家とマイノリティの関係というテーマは興味のある内容なので、ここでしっかり台湾の実例を見て行きたいと思っています。

水曜日
太極拳…先生に真面目キャラ認定されるほど真面目に受けていますw

考古田野實習…先生の授業方針なのか、事前のリーディングは一切ないので負担は少ない。授業もパワーポイント使用や板書を全くしないので、ちゃんと授業中に聞かないといけない。今のところ考古学概論の復習と台湾の考古学関連の法律などを学んだ。今後は測量など、実習らしく手を使った内容になってくると思う。

博物館學概論…当初の予想通り面白い。でもリーディングの量が多くて若干追いついていない。必讀の他に延伸閱讀として幾つかの論文を提示されているけど、そこまで余裕がない。せめて興味のある週のだけは読めるといいのだが…。

木曜日
中國考古學…必修科目のひとつ。毎回中国の遺跡と考古学文化の名称や特徴など覚えることが多すぎて、テストが怖い。それでも考古学自体に興味があるのでまぁ何とかやっている感じです。学期中に1回やらなければいけないプレゼンを既に済ませてしまったので、だいぶ気が楽になった。

荷蘭文二…去年のクラスメイトが持ち上がりで今学期も履修している。みんな仲が良いし、先生の人柄が良いので毎回楽しい。でも今学期の内容はやっぱりどんどん難しくなってきているように感じる。時間が木曜日の夜18:30~22:10の4時間なので、授業後はぐったりしている。最近オランダ語の自習用のテキストを買ったので、宿題以外にもちゃんと勉強しようと思う。




金曜日
人類學史…木曜が夜遅くまで授業ということもあり(これは完全に言い訳w)、このクラスの準備のために費やす時間は非常に少ない。そして内容も興味がなくて苦痛…。最もモチベーションが上がらない必修科目のひとつ。


今学期は全てのクラスで中間テストがあるわけではないので、若干気が楽です。中間テストはだいたい11月の2~3週目にあります。10月も終盤ですし、そろそろテスト対策を始めないといけないですね。

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