新学期の2週間目が始まり、本格的に授業が始まりました。
月曜日は「公共考古學」と「台灣原住民族當代議題」の2科目を履修しています。公共考古學は早速指定の文献についてのサマリーを発表することになっていたので、今日の朝方までその準備をしていました。ちょうど台風が来ていたので、心の片隅で学校が休みになることを期待していましたが、当然現実はそんなに甘くなく、今日はしっかり授業がありました。
授業は3コマで、最初の2コマは先生が指定のリーディングについての講義を行い、3コマ目には学生たちによるサマリーの発表…の予定でした。6グループに分かれてそれぞれの文献について10分間で解説する、というものでしたが、先生の講義の時間が押したこともあり、今日は2グループしか発表する時間がありませんでした。私たちは5番目だったので、結局来週に持ち越されました。
授業の最後には来週までに読んでくるリーディングが伝えられました。先生曰く、学校の電子資料庫で見つかるものはceibaにアップロードしないので、各自検索して読んでおくこと…と。
確かに必要な文献を見つけるのも大学での勉強に必要なスキルです。二年生のころから、少しずつこういった電子資料庫を使う機会が増えてきました。
これは台湾大学の図書館のホームページです。ここから本やジャーナルなどを検索できます。大学内からアクセスすると、ものによっては電子版をダウンロードすることもできます。
今回は授業で指定されたジャーナルの名称と、文献のタイトル、筆者名がわかっていたので、図書館の検索システムTULIPSから「電子期刊」を選びます。
指定のジャーナル、「Archaeologies」が見つかりました。
次にこのジャーナルから、指定の論文を探します。筆者名がわかっているのでそのキーワードで検索をかけます。
筆者名で検索して、すぐに目当ての論文がみつかりました。
そしてこれをPDFでダウンロードして印刷します。
なぜかアブストがスペイン語ですが、本文は英語です。
今回は検索するものが決まっていたのでとてもスムーズに見つかったのですが、自分でテーマを決める研究レポートの場合、探している内容のキーワードを打ち込んでいって、研究テーマに必要そうな論文をピックアップしていく感じです。自分はまだまだ資料庫を使いこなせていないし、完全に把握しているとは言い難いのですが、これからどんどんこういったものを使う機会が増えていくことでしょう。
さて、この論文は来週の授業の必読です。そのうえ土曜日までにこれのサマリーを作って提出しなければなりません。来週の授業ではこれの他に、別のリーディングのサマリー発表もあります。なんでこんなにやることが多いんだ…と思ったのですが、それもそのはず、このクラスは大学院の学生向けに開かれているクラスだったのです。今日になってようやく気づきましたw 同学年のクラスメイトも多数履修しているので全く気付きませんでした!どうやら今学期はこのクラスに苦しめられることになりそうです。
午後の「台灣原住民族當代議題」の今日のトピックは台湾の歴史と原住民族についてでした。やっぱり台湾史の教育を受けていない自分にとっては、なかなかすんなり理解するのは難しかったです。(以前歴史系の先輩に教えていただいたあの台湾史の本をまた読みに行くしかないか…)
また、授業の最後に先生の計らいで自己紹介をしたのですが、履修している23人のうち、8割くらいが原住民族の学生でした。彼らの自己紹介で「⚪︎⚪︎部落(村)の出身」だとそれぞれ教えてくれたのですが、パイワン族の牡丹社以外の地名は全くの初耳でした。このクラスを受ける上での自身の不利な状況を再確認しましたw 色々調べておく必要がありすぎますw
火曜日は授業がないので、ひたすら大量のリーディング消化に充てます。
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