この許可証ですが、私のように台湾で学校に通う正規留学生が申請するものであり、ワーホリのビザを持っている方は別途これを申請する必要はありません。工作許可証の申請は、台湾で正規留学中か、台湾で1年以上中国語学習をしている留学生であることが条件のようですので、短期の語学留学の場合は、台湾でアルバイトをすることはできません。また、台湾で就職する場合のビザとも別のもので、これはあくまでも「台湾で在学中の外国人学生が、台湾でアルバイトをする(給料が発生する仕事をする)」時に必要な許可証です。
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【最新版】オンラインで工作許可証の申請ができるようになったので、2018年3月に新しい記事を書きました。こちらの方が参考になると思います。
【台湾大学留学中にアルバイト】工作許可證をオンラインで申請する方法
工作許可証申請の手順
申請書を入手する
申請にあたって、まずしなければならないのは申請書と同意書の用紙を準備すること。私は台湾大学のOIAのサイトからダウンロードしました。次に学生証のコピーと、パスポートと居留証(ARC)のコピーをとっておきます。おそらく各大学の外国人オフィスのサイトなどで書類がダウンロードできると思います。その他労働局のサイトからもダウンロードできます。
⇨勞動部勞動力發展署 外國人在臺工作服務網
大学の各部署で印鑑を捺してもらう
申請書の所定の欄を書き終えたら、次に所属する学科の主任教授の印鑑を押してもらいます。教授にアポを取ろうとメールしたら、学科のオフィスで事務員に押してもらえば良い…ということでしたので、そちらで一つ目のスタンプをゲット。
次に台湾大学の外国人学生のオフィスOIAで、担当の方に書類を確認してもらってOIAのスタンプをゲット。
更に大学の「註冊組」へ行ってスタンプをゲット。
この作業はただのスタンプラリーです(笑)
最終的に書類はこんな感じになりました。
<申請書>
<同意書>
スタンプの部分の拡大図
英語版の説明に「系主任のサインか印鑑」と書いてあるのですが、OIAのオフィスで「必ず印鑑をもらうように」と言われました。(本人の部分はサインだけでも大丈夫でしたので、印鑑を作る必要はありませんでした)
これで書類の準備ができました。
書類を労働局へ持っていく(もしくは郵送する)
申請するにはこれを台湾の労働局へ持っていきます。このオフィスは去年(か一昨年)引越しをして、今はMRT西門町駅の5番出口から徒歩5分の中華路にあります。
もしくは郵送でも申請が可能です。
住所:臺北市中正區中華路一段39號10樓(台糖大樓)
台糖大樓ビルの10階にオフィスがあります。台糖台北會館の文字が目印。MRT西門町駅の地下から伸びている「西門地下街」を通って行く場合、6番出口を出てすぐですので、地下街を通る方が迷いにくいと思います。
ここで申請書と、パスポートのコピー、居留証(ARC)のコピーを提出し、100元支払えば完了です。
工作許可証やアルバイトに関する注意事項など
また、この工作許可証の有効期限は一学期間(6ヶ月)なので、学期が終わるごとに新たに申請し直さなければなりません。また申請できるのは、「学費を支払って、居留証の更新を終えた後」というタイミングになります。申請して7〜10営業日後に工作許可証が学校に郵送される…とのことなので、時間に余裕を持って申請した方が良いかと思います。
私の場合、校内ではなく、外部でのアルバイトです。他にも特別な技術があって企業から要請されている、校内でのティーチングアシスタントなどのアルバイトをする…などの場合も同じ工作許可証が必要です。詳しい説明は専門のサイトで確認していただく方が確実です。
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【在校生向け】できるだけ早めに工作許可證を手に入れる方法
リンク:
勞動力發展署
台灣大學國際學生事務處
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