事前に今年は2人も日本人の子が入ってくるという情報があったため、期待しつつ参加してきました。
系主任のあいさつでは、先生がいきなり「皆さんが来年の今頃も人類学系にいるかわかりませんが、もし転科したい場合は、私と"ちゃんとお話"しましょうね」みたいなことを言っていて、あぁ…これが人類学系…w と苦笑いするばかりでした。
どういうことかというと、現地の学生にとって、憧れの台湾大学なのですが、入学するには過酷な競争があります。特に人気学部ともなると、その競争率はぐんと上がります。そこで一部の学生はまず競争率が低いあまり人気のない学部に入り、その後第一志望の学科へ転科を目論むというわけです。人類学系はその様に利用されることが毎年のことで、実際私たちの学年でも二年に上がった際に、何人か減っていました。なので人類学系の先生からしてみれば、毎年このように学生が減るのはいつものこと…というわけです。
ちょうど去年の今頃、二年の前期の必修のクラスである「文化人類學」の一週目の授業で、同じ先生が「今ここにいる皆さんこそが、人類学専攻ということですね?」と含みのあるあいさつをしていたのを思い出しましたw 先生得意のジョークなんですかねw
まあそんな感じで、決して熱門(人気のある)学科ではない人類学系なんですが、私を含めて、今でも真面目に勉強している学生は、本当に人類学に興味があって勉強している人…と思っていただけたら、と思います。
個人的には文化の多様性を学ぶ人類学こそ、今の日本に必要なんじゃないかと考えているのですが。
歓迎会の様子です。こじんまりしているように見えますが、今年は45人も新入生がいるのです。そしてうち2人は日本人。さっそく知り合いになりました。
いよいよ明日から新学期が始まります。私は選課の時に選べなかったクラスへ直接赴いて、先生に加簽できるか聞きに行く予定です。うまく行くといいのですが…。
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